金継ぎの歴史

kintsugiparis

金継ぎの起源には諸説ありますが、
約600年前、15世紀頃(1400年代)の日本で成立したとされています。

当時は、室町時代と呼ばれる時代で、
壊れた器を修復しながら使い続ける文化が根付いていました。

同じ頃のフランスでは中世後期にあたり、
王政のもとでゴシック建築や芸術文化が発展していた時代です。

この頃、日本では茶の湯文化が発展し、器の価値や美しさが重視されるようになります。
その中で、傷や欠けを隠すのではなく、受け入れて美として表現する「金継ぎ」が生まれました。

その後、金継ぎは日本独自の美意識である「侘び寂び」と結びつき、
単なる修復技術ではなく、「壊れたものに新たな価値を与える文化」として発展していきます。


目次

受け継がれる美意識

金継ぎの根底にあるのは、
壊れたものをただ元に戻すのではなく、
その器が歩んできた時間や物語を受け入れ、未来へとつないでいくという考え方です。

それは、歴史や物語の背景を大切にし、継承していくフランスの文化ともどこか共鳴します。

欠けや傷は欠点ではなく、
その器が持つ唯一無二の個性であり、存在そのものの価値となります。


現代へ受け継がれる金継ぎ

現代では、サステナブルの視点からこの考え方が世界中で注目され、
金継ぎは日本を代表する伝統技法のひとつとして知られるようになりました。

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